プログラマの三大美徳とは、怠慢（Laziness）、短気（Impatience）、傲慢（Hubris）です。
プログラマの三大美徳とは
And although we don’t intend to teach you how to program, the perceptive reader will pick up some of the art, and a little of the science, of programming. We will encourage you to develop the three great virtues of a programmer: laziness, impatience, and hubris.
プログラマの三大美徳とは、Larry Wall氏によって提唱された以下の三つの項目です。これらの美徳は、プログラミングにおいて成功するための重要な概念であり、プログラマだけでなく、仕事全般にも役立つ価値観を持っています。
- 怠慢(Laziness)
- 短気(Impatience)
- 傲慢(Hubris)
しかし、あまりよくない印象の言葉ばかり並んでいます。これに関して詳しく解説していきましょう。
怠慢(Laziness)
The quality that makes you go to great effort to reduce overall energy expenditure. It makes you write labor-saving programs that other people will find useful and document what you wrote so you don’t have to answer so many questions about it.
怠慢とは、プログラマが手を抜いているわけではなく、むしろ効率的な方法で仕事をすることを意味します。プログラマは面倒くさい作業を自動化したり、再利用可能なコードを書いたりすることで、同じ作業を繰り返す必要性を減らします。怠慢なプログラマは、効率的でスマートな解決策を見つけ出すことに優れています。
短気(Impatience)
The anger you feel when the computer is being lazy. This makes you write programs that don’t just react to your needs, but actually anticipate them. Or at least pretend to.
短気とは、プログラマが待つことを嫌うことを意味します。プログラマは問題解決に集中し、速やかに成果を得ることを好みます。この美徳は、タスクに取り組む際に効率を重視し、タイムリーな成果を出すことを促します。短気なプログラマは、問題に対して即座に対処し、迅速な解決策を見つけ出す能力に優れています。
傲慢(Hubris)
The quality that makes you write (and maintain) programs that other people won’t want to say bad things about.
傲慢とは、プログラマが自信を持ち、自分の能力に誇りを持つことを意味します。プログラマは自らのスキルや知識を高く評価し、自信を持って問題に取り組みます。この美徳は、自己主張や自己信頼を高め、困難な課題に立ち向かう勇気を与えます。傲慢なプログラマは、難題にも臆することなく挑戦し、自らの能力を最大限に発揮します。
まとめ
これらの美徳はプログラマにとって重要なものであり、プログラミングの世界だけでなく、仕事全般にも適用されます。怠慢は、効率的な仕事のやり方を見つけ出し、時間と労力を節約するための能力を育成します。短気は、迅速な問題解決と成果の出しやすさを促し、効率的なタスク管理を可能にします。傲慢は、自信を持って仕事に取り組み、困難な課題にも果敢に挑戦する姿勢を養います。
したがって、プログラマの三大美徳は単なるプログラミングの世界だけでなく、仕事全般においても重要な概念であり、成功を収めるための価値観として広く受け入れられています。
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